DeNA荒波 誓った定位置再奪取 700万減で更改…足で稼ぐ
来季はレギュラー再奪取だ。DeNAの荒波翔外野手(30)が24日、横浜市内の球団事務所で契約交渉し、700万円減の3300万円で更改。「来年は頑張らないといけない。やっている以上はレギュラーを目指す」と誓った。
悔いの残るシーズンだった。開幕スタメン出場を果たしながら、不振で5月初旬に2軍降格。再昇格は9月になってからだった。故障以外での降格は記憶になく出場わずか36試合で、打率・195に終わった。
「外野手は打てないと出られない」とまずは打撃面を見直す。その上で「広島、日本ハムには走れる選手が多くプレッシャーをかけていた。塁に出て得点圏にいけることが必要」。得意の“走”でアピールする思いだ。
「CSの雰囲気をベンチで感じることはできた」と話しつつ、「(ファーストSの)東京ドーム。ああいう場面に出られるのがいい」と思い描く。かつて2年連続ゴールデングラブ賞。来季は中堅のポジションで、大歓声を聞く。