楽天・藤田40歳超までゴールデングラブ賞とり続ける!
楽天・藤田一也内野手(34)が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億1000万円で2年契約を結んだ。今季3度目のゴールデングラブ賞を獲得した名手は、40歳になっても同賞を受賞し続けることを掲げた。
本拠地コボスタ宮城は今季から天然芝に改装。より高度な技術が求められる中、119試合の出場でわずか4失策、守備率.993と驚異的な数字を残した。「天然芝になると聞いたときは寝付けないくらい悩んだが、1年間の経験で、来年はもっといいプレーが見せられると思う」と笑みを浮かべた。
目標は高い。「現役でいる限り、ずっとこの賞にこだわりたい。40歳を超えても…若い選手に負けないように、稼頭央さんぐらいの年齢まではやっていたいと思う」。来季42歳シーズンを迎える松井稼を思い描き、その年齢まで勲章を取り続けることを誓った。
FA権を行使せず残留を決断した藤田。「もう一度優勝したい」。あくなき理想を追求していく。