マー君 WBC球対処の秘けつ伝授へ!合同自主トレで則本、松井裕に
ヤンキースの田中将大投手(28)が30日、仙台市のコボスタ宮城を訪れ、古巣の楽天関係者にあいさつした。今オフも昨年に引き続いて楽天・則本、松井裕らと合同自主トレを行い、WBC出場が濃厚な両投手に、大会公認球への対応の秘訣を伝授すると明かした。
日頃からメジャーリーガーとしてWBC公認球とほぼ同じボールを自由自在に操るマー君は、「もちろん求められれば話しますよ」と頼もしく応えた。11月に行われた侍ジャパン強化試合では、投手陣のWBC公認球への対応が課題の一つとされた。「選手一人一人、感覚も感じ方も違う。こういうやり方でやるのもいいよ、とかあるので。合う合わないは短期間であればあるほど、適応能力が高い人が抑えられたりできる」と、経験者ならではのノウハウを伝えるつもりだ。
マー君自身も、日の丸を背負う一人として、侍ジャパン・小久保監督のチーム編成の構想に描かれている。右腕は「みなさんに何か新たにお伝えすることはないです」としたが、侍入りの意向は持っているとされ、目が離せない。