巨人移籍の森福、涙の退団表明「周りに恵まれ感謝している」
ソフトバンクからFA宣言して巨人への移籍を決めた森福允彦投手(30)が1日、ヤフオクドーム内の球団事務所を訪れ、正式に退団を報告。涙ながらにホークスへの感謝の思いを口にし、新天地での活躍を誓った。
「クビを覚悟したときもあった。周りに恵まれてここまで来られた。感謝している」。愛知・豊川高から社会人・シダックスを経て2007年に入団した。プロ入り10年のうち、5シーズンで50試合以上に登板。勝利をたぐり寄せる救援左腕としてピンチでさらに輝きを放った。
FA宣言から約1カ月間悩んだ末、「挑戦」の道を選んだ。「また新たな森福允彦として、グラウンドで元気に輝いている姿を見ていただけたらいい」。5日に巨人の森福として入団会見を行う。