大谷、メジャー移籍は早くて3年後か 新労使協定合意で二刀流が話題に

 日本ハムの大谷翔平投手(22)のメジャー移籍が3年後の2019年になる可能性がある、と1日(日本時間2日)、米スポーツ専門サイト、ヤフースポーツ(電子版)が伝えた。

 米大リーグ機構と選手会が11月30日夜に合意に達した新労使協定。同サイトが着目したのは、海外選手の獲得に関する新ルールだ。ジェフ・パッサン記者がツイートした情報を基に「海外選手に関する新ルールのためにショウヘイ・オオタニは少なくとも2019年までMLBには来ない」とした。

 新ルールとは、メジャー各球団は海外から25歳未満の選手を獲得する場合のボーナスプール(契約金)の上限が500万ドル(約5億7000万円)になる、というもの。

 つまり、来年7月に23歳になる大谷が来オフにポスティングシステムを利用して大リーグへ移籍したとしても手にできる金額は500万ドル。他球団から獲得したボーナスプールと合わせても600万ドル(約6億8千万円)がマックスだという。もし、上限がなければ、総額2億5000万ドル(約285億円)以上の超大型契約が予想されているとあって、大リーグ関係者の「オオタニに関して少し問題が生じている」とのコメントを紹介しながら日本の誇る二刀流のメジャー移籍時期が遅れる可能性を示唆した。

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