ヤクルト館山「FA権に守られ」現状維持 減俸必至の成績を反省
ヤクルト・館山昌平投手(35)が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億2000万円(金額は推定)でサイン。今季は4月に右肘の手術を受けるなど10試合の登板で1勝4敗、防御率7・24と苦しんだだけに来季の復活を誓った。
「ふがいない成績だった。復帰しても立て直すことができなかったのが一番悔しい」。昨オフに年俸変動制の3年契約を結び、来季が2年目。「昨年取得した(海外)FA権に守られての現状維持」と、減俸必至の成績を反省した。
悔しさは結果で示す。今後の自主トレでは、追い込んでいく中で準備を整える。「しっかり開幕からローテーションを勝ち取る」。ローテの軸として、役割を果たすことを約束した。