ロッテ・清田が300万減の5700万円でサイン
ロッテ・清田育宏外野手(30)は3日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、300万減の5700万円でサインした(金額は推定)。
悩み苦しんだ1年だった。300万減。それでも清田は、「思ったよりも下がらなかった」と素直に球団の評価を受け入れた。
昨年は自己最高の成績を残し、イブの更改で晴れ晴れとした表情を浮かべていた。だが、今年は一転して打率・225、6本塁打と低迷した。106試合に出場したが、2軍落ちも経験した。「調子が上がらず、納得いく打席が少なかった。上がったと思ったら頭に2回死球を受けて…不本意です」
シーズン終盤の9月8日・西武戦、さらに約2週間後の21日・楽天戦でも頭部を死球が襲った。「脳が勝手に反応して腰が引けた。怖かった」と振り返った。
来年1月には井口らと沖縄で自主トレを行う。「身体の切れを取り戻したい。来年は千葉で日本シリーズをやりたいから」。清田、雪辱へと動き出した。