選手推定年俸、チーム内のバランスを考えて少なく“公表” デーブ大久保氏明かす
楽天前監督の大久保博元氏(49)が、5日にテレビ朝日系で放送された「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」に出演し、選手の推定年俸について、チームのバランスを考えて実際の年俸よりも少ない額を“公表”するケースがあることを明かした。
プロ野球選手の年俸は正確な額が発表されず、全て「推定」となっている。MCの中居正広がオリックス・T-岡田に「(年俸の)推定は誰がしているの?」と疑問をぶつけた。T-岡田は「(契約更改の後の)記者会見で、記者の方が細かく質問してくるので」と、選手と記者のやりとりで年俸が推定される仕組みを明かした。
推定として世に出ている金額と実際の年俸の開きについて聞かれたT-岡田は、「オリックスは結構当たっています」と吐露。これに対して中居が「差があるチームってありますか?」と質問すると「ジャイアンツとソフトバンクはあると思います」と語った。
ここで大久保氏が「バランスがあるから」と同調。「例えば阿部慎之助が若いのに、ベテランの、例えば原さんがいます、原さんを超えちゃっています、これはよくないから。チームの顔を超えちゃいけないから2億で発表しておいて、実は6億もらっているとか」と明かした。
これに対し中居は「2億面(づら)で6億もらってるってことですか?」と、驚きを隠さなかった。