オリ福良監督あきらめヨウ(陽)か…FA糸井の人的補償で阪神外野手獲得を示唆

 オリックスの福良淳一監督(56)が5日、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼を獲得できなかった場合、FAで阪神へ移籍した糸井の人的補償で、外野手を獲得する可能性を示唆した。

 陽岱鋼の争奪戦に巨人も参戦したことが判明。オリックスは条件を見直すつもりはないため、獲得失敗を想定に入れる必要性が出てきた。陽岱鋼が獲得できれば、阪神からの人的補償で左腕か二遊間を指名する方針だったが、失敗すると状況は変わる。

 福良監督は人的補償選手の検討に、ウエスタンで阪神2軍と対戦してきた田口2軍監督も加わることを明かし、「(陽岱鋼は)いない前提でいかないと。田口2軍監督は(阪神の2軍を)よく知っているから、聞いてみないとね」と話した。

 この日はウインターリーグ視察のため、関西空港発の航空機で台湾へ出発した。阪神のプロテクト選手のリスト提出期限は8日。帰国予定の8日以降に球団幹部、田口2軍監督と集まる可能性もある。

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