難病克服のオリックス安達、糸井の穴埋める「30盗塁はしたい」

 オリックス・安達了一内野手(28)が7日、神戸市内で契約更改を行い、300万増の6600万円でサインした。昨年1月に、特定疾患に指定されている潰瘍性大腸炎で入院、キャンプに参加せずのシーズンとなったが復帰後は正遊撃手として118試合に出場し、打率・273などの成績を残した。

 現在は「シーズン後に1度、検査したくらい」と回復を強調した安達は、発症後、自制していた辛い食べ物や生ものも解禁。選手会納会で大好物の刺身を口にして「うまかったです」と自ら快気祝いで来季に目を向けた。

 その2017シーズンは「(フルに)出れるという自信しかない」と言い切った安達。今季は体重も落ちて「足が前に進まなかった」と6盗塁に終わったが「(阪神移籍の糸井)嘉男さんの分も走らないと。30盗塁はしたい」とキャリアハイ(これまでは14年の29盗塁)を目指す。

 同様の病に悩む全国の患者のためにも「元気な姿を見せる」とグラウンドを駆け回る活躍を約束した。

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