日本ハム栗山監督、大谷に「お金は関係ない」メジャー挑戦が遅れることを否定
日本ハム・栗山英樹監督(55)は8日、米大リーグの新労使協定で25歳未満の外国人選手の契約金が制限されることになり、大谷翔平投手のメジャー挑戦の時期が遅れるのではないかとの懸念について影響を否定した。「お金は関係ない。翔平にとってお金が夢なんじゃないと思う。どこで、どういうバッターと勝負したいかと思っているのでは」と話した。
大谷は5日の契約更改交渉の場で球団から意思を確認され、大リーグ挑戦の意向を伝えた。球団はポスティングシステムの利用を容認し、早ければ18年から移籍が可能となっている。
大谷には、来オフ以降、メジャー全30球団が獲得を希望するような選手になってほしいと願う栗山監督。「彼の能力を引っ張り出す責任がわれわれにある」と、来年さらに実力を伸ばすことに尽力する覚悟を示した。