日本ハム・栗山監督 大谷「投げさせる」来春アリゾナキャンプで
日本ハム・栗山英樹監督(55)は9日、来年2月1日から10日まで開催される春季アリゾナキャンプ期間中の紅白戦で、大谷翔平投手を登板させるプランを明かした。
「WBCがあるので考えている。早く調整がつくようにさせないといけない」と同監督。WBCの初戦は3月7日。本番へ向けての時間は少ない。WBC公認球に慣れさせるためにも、同球を使用して早期に実戦登板させることを検討中だ。
今年のアリゾナでは2月11日の韓国ロッテとの練習試合で初登板。メジャー20球団以上が集結した実戦初マウンドでいきなり156キロをマークした。来オフにもメジャー挑戦の可能性がある大谷にとっては、来春のアリゾナでのマウンドはメジャーへの“品評会”ともなりそうだ。
WBC世界一奪回へ、主力投手として大きな期待がかかる。「時間がないので1日1日をしっかりやる」と大谷。紅白戦ながら本番さながらの投球で、メジャー球団にその実力を改めて示す。