中日・大島 進化へ“新相棒” 従来より1・3センチ長いバット試す
中日・大島洋平外野手(31)が9日、大阪市内でSSKのプロスタッフ会議に出席。従来の相棒に加え、0・5インチ(約1・3センチ)長いバットも発注した。来季のノルマに掲げる200安打へ、試行錯誤を続ける。
「シーズンで使うかどうか分からないですけど、変化をつけてみてどうか」。現在のバットは33・5インチ(約85・1センチ)で、追加注文したのは34インチ(約86・4センチ)。今季終了後に試作品をもらい、ナゴヤ球場での自主トレで何度か振った。「感触は悪くなかったので」と確かな兆しも実感。来春キャンプで本格的に試し、シーズン用の長さを決める。
2014年に記録した球団最多タイのシーズン186安打を上回る新たな歴史を刻みたい。来季から3年で総額4億5000万円の大型契約も結び、主力としての責任感も増した。「今年と一緒じゃなく、もっと良くならないといけない」。レベルアップに向けて、2本のバットをてんびんにかける。