ヤクルト由規 完全復活へダルと合同自主トレ中「背中の筋肉弱い」と指摘受ける
ヤクルト・由規投手(27)が米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)と今月上旬から合同自主トレを行っていることを10日、明かした。
右肩痛を乗り越え、7月に5年ぶり勝利を挙げた由規。ダルビッシュから祝福の連絡があり、その後、合同自主トレの参加を勧められた。「やったことない種目ばかり」というウエートトレに取り組み、体の使い方の指導も受けて「背中の筋肉が弱い」と指摘された。練習の前後や途中に効果的にサプリメントを摂取する方法も学んだ。
13年に右肩手術を受けるなど故障に苦しんできた由規にとって、昨年の右肘手術から今季復帰した憧れの人の助言は、目からうろこだった。日本ハム・大谷や阪神・藤浪とも一緒に汗を流したが、球界を代表する若手の練習風景に「ものが違う。簡単に(練習を)こなす」と驚いた。
メジャーと日本を代表する投手から刺激を受けたかつての豪腕。1年間、先発ローテで回ることを大目標に、来季の完全復活を目指す。