2016.12.11

元巨人コーチ荒川氏に最後の別れ　告別式、王氏ら３００人

荒川博氏の葬儀・告別式であいさつする王貞治氏＝１１日午後、東京都中野区の宝仙寺（代表撮影）

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　元プロ野球巨人コーチで、４日に８６歳で死去した荒川博氏の葬儀・告別式が１１日、東京都中野区の宝仙寺で営まれ、王貞治氏、末次利光氏ら球界関係者など約３００人が参列した。

　荒川氏の指導で「一本足打法」を習得した王氏は葬儀委員長を務め「強烈な個性の持ち主でした。人間的な魅力で多くの人とのご縁をつなげてきた。荒川さんは、遺影のように素晴らしい笑顔で喜ばれていると思う」と述べた。９連覇を果たした巨人の「Ｖ９」時代の遊撃手だった黒江透修氏は「人さし指が割れて、血が滴るほどバットを振った。荒川さんのような指導者に恵まれたことが一番大きい」と涙ぐみながら弔辞を読んだ。