ソフトバンク今宮びっくり大台“突破”「えっ!て思った」
ソフトバンク・今宮健太内野手(25)が12日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉し、5500万増の年俸1億4500万円でサインした。2012年から5シーズンの貢献度が評価された。
球団の提示額は予想をはるかに超えていた。プロ7年目で大台を突破した今宮は「えっ!て思った。上がっても(1億円の)大台ちょうど、かと」と素直な思いを明かした。
入団3年目でレギュラーに定着した12年から5年間で692試合に出場。シーズン平均138試合に出場したことが“暖冬”だった理由だ。4年連続ゴールデングラブ賞の遊撃守備と成功率の高い犠打でも貢献。来季の目標には自身初の打率3割到達を掲げた。
今季は打率・245だったが、6、9月の月間打率は3割を超えた。調子の波を少なくすれば無理な数字ではない。来春のキャンプイン前に第1子が誕生予定。「2人の(家族の)ためにも頑張りたい。来年はこんな成績でここ(会見場)に来たくない」。強い責任感とともに、2017年シーズンに臨む。