ロッテ・福浦が1000万減の3500万円「納得してサイン」
ロッテ・福浦和也内野手(41)は15日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、1000万ダウンの3500万円で更改した。(金額は推定)
「納得してサインしました」。1000万減にも、大ベテラン、福浦は潔かった。
今季は春季キャンプ中に左足首をケガして、1軍昇格は7月となった。それでも36試合に出場して20本の安打を放った。念願の2000本安打まであと「68」となった。
来季はプロ24年目。「こうして(現役を)やっている限りはチームに貢献していきたい。チームのためにやっていけば、ヒット数も減っていく。68本にはこだわらない」と話し、さらにこう振り返った。「今年は欲を出しすぎた」。
プロ在籍年数では楽天・松井稼頭央と並んで現役最長となる。「来年はケガをしないようにしたい。1試合1試合を大事にしていきたい」。
林球団本部長は「ロッテで2000本安打は有藤(道世)さん以来となる。なんとか達成してほしい。1本でも多くヒットを打って、チームに貢献して」と激励する。
既にランニングを中心としたトレーニングを積んでいる。前日の14日は誕生日で、家族でパーティーを開いたという。「おめでとう」の祝福を受けて、42歳の福浦はきょうも走り続ける。