オリックスは16日、フリーエージェントで阪神に移籍した糸井嘉男外野手(35)の人的補償として金田和之投手(26)を獲得したと発表した。金銭補償として糸井の今季年俸2億8千万円の40%に相当する1億1200万円を受け取る。
防御率がリーグワーストのチームは投手力の強化が急務。長村裕之球団本部長は「年齢も若いし、1軍の投手陣に厚みを加えてほしい。当面は中継ぎ」と説明した。金田は「タイガースを離れるのは寂しいが、少しでも早く気持ちを整理し、オリックスの勝利に貢献できるように頑張りたい」などとコメントした。(金額は推定)