ソフトバンクの選手会長を務める長谷川勇也外野手（３１）ら５選手が１８日、熊本地震で被害を受けた水前寺野球場で野球教室を開催した。

　選手会としてはシーズン中の７月２１日に、長谷川勇ら選手９人が避難所となっていた体育館を訪れて以来、２度目の被災地訪問。その際に誓った３連覇は果たせなかった。この日は県内の小学６年生６５人を前に、長谷川勇が「みんな一生懸命やっていた。そういう気持ちがあると野球もうまくなる。僕たちも日本一を奪回できるように頑張るので、応援してください」とあいさつした。

　来年５月１３日には藤崎台県営野球場で楽天戦が行われる。「熊本の人たちにとっていい日になるようなことを考えたい」（長谷川勇）と、球団、主催者側と相談し被災者を招待するなどの案を検討していく。