ロッテ大谷、ケガに泣いた1年に「苦しくて悔しい…」
ロッテ・大谷智久投手(31)は19日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、300万減の7700万円でサインした(金額は推定)。
ケガに泣かされたシーズンを大谷は唇をかみしめながら、振り返った。
「今年は物足りなかったと(球団から)言われました。でも、評価していただいたので、納得してサインしました」
キャンプから体の不調を感じたが、だましながらやってきた。それが悪い方向へと転がって行った。
開幕戦での守備の際に腰を痛めて早々に戦線を離脱した。さらに、8月に入ると、右ひざ内側側副じん帯損傷で約2カ月間、出場選手登録を抹消された。
「苦しくて悔しいシーズンでしたね」
32試合で1勝3敗、13ホールド、セーブは0に終わった。
「(来年は)余計なことを考えずに、レベルアップできるように(体を)大事にしていきたい」
来年1月の自主トレは二木らとともに鹿児島で行う。「自分の能力を上げたい」。
同姓の日本ハム・大谷に関し、「すごい投手ですごい打者」と評したが、来季は『ロッテ・大谷』の復活をファンに見せる。