ロッテ藤岡、先発挑戦に意欲 伊東監督にも直訴
ロッテ・藤岡貴裕投手(27)は19日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、450万増の4300万円で更改した(金額は推定)。
今季32試合に登板して1勝1敗、6ホールドで防御率は2・55。開幕直後から左のロングリリーフとして登板し、6月中旬には左ヒジを痛めて、出場選手登録を抹消されたものの、前半戦の躍進に大きく貢献した。
「球団からはケガで2カ月いなかったが、(前半戦)大事なところでしっかりと抑えた。防御率も1点以上よくなったと言われた」。昨年は31試合登板で防御率は3・79だった。
心に期していることがある。先発へのチャレンジだ。「正直、やりたい気持ちはある。自分でゲームを作ることができる。やりがいがある」
今季途中からの先発転向プランもあったが、水に流れた。今年11月の球団納会で、伊東監督に改めて、「先発をやりたいのですが」と直訴したという。
「まずしっかりと体を作って、ケガをしないようにしてキャンプに入りたい。最低でも7回を投げてゲームを作る必要がある」。既に先発転向への青写真を描き、首脳陣にアピールするつもりだ。