マリナーズ・岩隈、侍ジャパン入り明言避ける 代表は「すごく責任がある」

 大リーグ・マリナーズの岩隈久志投手(35)が20日、都内で、自身が監修するスポーツ施設のIWA ACADEMYと美容飲料メーカーのエステプロ・ラボ社との共同開発による、21日発売の新商品3アイテムの発表会に出席した。

 岩隈はイベント後の囲み会見で、来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)に日本代表・侍ジャパンの一員として出場するか否かについて、「僕から(今は)言えないというか、その時が来たらお話ができればと思う」などと明言を避けながら、「僕も代表の経験をさせてもらってますが、(代表メンバーは)すごく責任がある。野球の世界一を決めるのはWBCという場所しかないので、声をかけてもらえるのはすごく光栄なこと」などと加えた。

 岩隈はさらに、代表になるかならないかは別にして、「例年3月には(大リーグも)オープン戦があるので、いつも通り肩をつくり、投げられる状態にしていく」と、言葉を選びながら答えた。

 この日は侍ジャパンの一部メンバー18人が発表された。最終メンバー28人は来年2月6日が登録期限となっている。

 岩隈は今季、メジャー5年目での自己最多となる16勝(12敗)を挙げた。WBCには楽天時代の2009年に行われた第2回大会に出場し、日本の2連覇に貢献した。

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