中日のマスコットのドアラが２２日、契約更改交渉に臨み、大好物の食パン１５０グラム減の６００グラムプラス出来高払い（重さは推定）でサイン。来季は「お客さんと交流を増やす」と筆談で意気込んだ。

　２０１３年に終身契約にしてくれた落合ＧＭが来年１月末で退任することには「終身雇用にもしてくれた。やさしい人だった」と寂しそうだった。

　ドアラは２０１３年オフに初めて契約更改後に筆談会見に臨んだ。同年、チームは野球協約の減額制限いっぱいでサインする選手が続出したが、ドアラも「食パン１キロ」から２５％減の「７５０グラム」でサイン。１９９４年のデビューから２０年目で初のダウンとなったが、落合ＧＭからは電話で終身契約を約束されたといい、「（目標は）１００さい。すぐ限界がこないようにしなければ」と意気込んでいた。

　昨年１２月は、食パン５０グラム増の７５０グラムで契約を更改。筆談会見では「侍になる」と、侍ジャパン入りを熱望していた。