巨人・長野、陽岱鋼と中国語で交流だ 溶け込みやすい雰囲気作る
巨人・長野久義外野手(32)が24日、日本ハムからFA加入した陽岱鋼外野手(29)と“中国語”で親交を深める考えを示した。台湾出身の陽岱鋼は日本語も話せるが「中国語が少しできるんでね」と、あえて台湾の公用語である中国語を使っていく。
普段から得意の英語力を駆使し、外国人選手からの信頼も厚い長野。陽岱鋼が過ごしやすい雰囲気を作るため、外野間での連係を密にするためにも中国語を武器とする。
07年のW杯など、台湾遠征で中国語を培ってきたといい「中国人に『発音がいいね』って言われるぐらいなんでね」と胸を張った。それでも、より円滑にコミュニケーションを図るために「もう少し中国語を勉強していきたい」と意気込む。
この日はアンバサダー契約を結ぶミズノ社の直営店「エスポートミズノ」(東京・神田)で一日店長を務めた。もちろんプレーで引っ張るためにも「しっかりキャンプで結果を残して、監督に『任せた』と言われるように頑張りたい」と長野。選手会長がグラウンド内外でチームを束ねていく。