NPB仕事納め 熊崎コミッショナー、不祥事ゼロへ決意
日本野球機構(NPB)が28日、都内の事務局で仕事納めを迎えた。今年は2月に元巨人・清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕。3月には新たに巨人の1選手による賭博問題が発覚と、球界にも不祥事が続いた。
プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「反社の遮断、賭博の根絶、違法薬物の断絶。野球界の健全発展へ、そうしたことをゼロにしていく」と、あらためて強い意志を表した。
シーズンでは入場者数がセ、パ両リーグともに史上最多を記録。8月には20年東京五輪での野球の種目復活が正式決定し、盛り上がりも見せた。同コミッショナーは「(野球振興は)今できることをスピーディーにやり尽くす。加速度的に広げていきたい」との指針を示した。