大阪桐蔭・徳山 出場濃厚センバツで「優勝する」140キロ超投手4人で争い熾烈

 今春のセンバツ出場が濃厚な大阪桐蔭が4日、大阪府大東市の同校グラウンドで始動した。昨秋の大阪大会はライバルの履正社に、近畿大会は神戸国際大付にともに準決勝で敗れた。エース右腕、徳山壮磨(2年)は「自分たちはここまで勝ちきれていない。センバツに出られたら優勝するという気持ち」と宣言。今年のテーマも「勝」と一字で示した。

 昨秋のベンチには最速145キロの徳山、2年生右腕の香川、1年生右腕の根尾、1年生左腕の横川と140キロ超の投手が4人。チーム内競争も激しい中、背番号1は昨秋の68キロから73キロまで体重を増量した。「いいものを持っている投手はたくさんいる。秋はエースだったけど、他の投手のいいところを吸収したい」と貪欲だ。

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