楽天オコエ 父の母国ナイジェリアへ「野球レベル向上に関わりたい」
楽天・オコエ瑠偉外野手(19)が4日、初訪問していた父・ボニーさんの母国ナイジェリアで野球普及に尽力することを誓った。現地で野球教室を行ったオコエは大使館を通じ「競技人口を増やしていくことが大切。自分もまた訪れて、ナイジェリアの野球レベルの向上に関わっていきたい」と決意表明した。
野球少年に硬球4ダースなどを寄贈したが、グラウンド事情は「日本に比べるとデコボコが多く、お世辞にも良いとは言えない」と説明。「そういう中で練習することが上達につながる。キューバ出身選手がそうであるように、世界レベルで戦うためには条件が良いことが必ずしも良いわけではない」と激励した。
プロ2年目を迎えるオコエは5日に帰国予定。熱い思いを飛躍への励みとする。