ロッテ・角中がチーム強化に「フロントがもっとお金を使うこと」と要望
ロッテ・角中勝也外野手(29)は7日、千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心で、「ファイテン・プレゼンツ・トークショー」に登場。チーム強化策に触れて、フロントの大幅な補強資金投入を挙げた。
今季から選手会長に就任した角中らしい、“提言”だった。昨季は3位で31年ぶりに2年連続のAクラス入りを達成したが、もっと上を目指すためには、「フロントがもっとお金を使うこと」と強調した。
主砲デスパイネのソフトバンク入りは確実な情勢で、ロッテは新外国人としてマット・ダフィー内野手、ジミー・パラデス内野手の2人を獲得した。
「この2人が打線の中心を務めるならうまく回る」と話したが、トークショー後に、今回の補強について、「可もなく不可もなく」の言葉で、“平均点”を表現した。
角中は昨季2度目の首位打者に輝いたが、今季の打順に2番を希望している。チャンスメークに徹したい考えのようで、クリーンアップの存在が重要になる。確実に打点を稼げる実績のある助っ人が望みだったようだ。
フロントはもう1人、外国人投手の獲得を検討しているが、「いいんじゃないですか」と全面的に賛成だ。
こんな提言も選手会長の立場からだ。昨季も左足などに爆弾を抱えながら、全試合に出場した。「3位、3位だったので(今季は)あと2つ順位を上げたい。先頭で引っ張っていきたい」と力強く宣言していた。