中日ドラ1・柳 大先輩・川上憲伸氏の金言を手に決意の入寮
中日の新入団選手7人が7日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」に入寮した。ドラフト1位の柳裕也投手(22)=明大=は、大学の先輩で同じく主将を務め、中日にドラ1入団した川上憲伸氏(41)から贈られた色紙を持参した。
入寮したばかりの部屋で、柳は棚に飾られた1枚の色紙を手に取った。「枕元に飾って一緒に寝ます」。昨年11月にテレビ番組で対面した際に受け取ったもので、サインとともに2つの言葉がしたためられていた。
一つは「人間力」。故・島岡吉郎元明大監督のモットーで、最後まで諦めず野球に取り組め-と受け継がれている伝統の教えだ。2つ目は「魂」で川上氏の座右の銘「一球入魂」から授かった。島岡イズムと憲伸の金言。2大キーワードを片時も忘れず背番号17が栄光の道を進む。