ＤｅＮＡ・今永昇太投手（２３）が８日、阪神の高山斬りを誓った。ともに大卒２年目のシーズンを迎えるが「彼（高山）を抑えずして、阪神に勝つのは難しい」と決意をみなぎらせた。

　ルーキーイヤーの昨季は直接対決で９打数３安打、打率・３３３と打ち込まれた。「自分がしっかり決めにいったボールを打たれている。いろんなボールに対応する嫌な相手ですね」と眉間にしわを寄せる。自身は８勝したが、高山に新人王を奪われただけにリベンジも果たしたい。

　昨季の阪神戦は防御率こそ１・８０だったが、４試合の登板で１勝２敗と負け越した。「１勝しかしていないので、その辺を踏まえて僕自身が苦手意識を植え付けたい」と虎を相手にもっと白星をつかむ腹積もりだ。

　この日は、都内でコナミのイベントに参加。高山と互いに近況を報告しあったが勝負となれば話は別だ。今季は天敵もきっちり抑え込む。目標に掲げる１０勝以上をマークして、チームを９８年以来のリーグ制覇に導く。