ヤクルト・ドラ1寺島1軍キャンプ決定 自主トレ視察の真中監督が即決
ヤクルトのドラフト1位・寺島成輝投手(18)=履正社=の春季キャンプ1軍スタートが9日、決まった。埼玉県戸田市の2軍施設で始まった新人合同自主トレを視察した真中満監督(46)が「確定です」と即決した。
寺島の動きを見た指揮官は「しっかり絞り込んでいる。今すぐいけそうな体つき。落ち着いているし、ずぶとさを感じる」と賛辞の嵐。状態に問題がなければ、浦添キャンプに帯同させる方針を明言した。
球団では08年由規以来となる高卒新人の1軍キャンプに寺島は「(1軍スタートと)言っていただいてるので、しっかりやっていければ」と表情を引き締めた。重圧については「特にない」と堂々としたものだ。
今季の戦力として期待されるのはもちろんだが、将来のエース候補への英才教育でもある。練習メニューは「本人のコンディションを確認しながら」(真中監督)決められる。早い段階で1軍選手と一緒に練習し、環境に慣れる。まずは2月の浦添で高校生No.1左腕の開幕1軍適性が見極められる。