講師・三浦大輔氏、夢を与えられる選手に…「僕は欲の塊だった」
前DeNAの三浦大輔氏が11日、都内ホテルで行われたNPBの新人選手研修会で講師を務めた。昨季までの25年間の現役生活を振り返りながら「夢を与えられる選手になって」と訴えた。
ドラフト6位でプロ入り。「己を知れ」という指導者の助言を聞き入れ、低めの制球を磨き続けたという。「目立って注目されたい」と、髪形も高卒1年目からリーゼントヘアに変更。「結果を出すには練習しかない。僕は欲の塊だった」と、欲しい車をモチベーションにしていたことも明かした。
45分の予定時間を10分オーバーするほどの熱弁。「個性を大事に。それが武器になる」。厳しい競争の世界で生き抜くすべを、惜しみなく伝授した。