オリックス小谷野、引退覚悟で今季臨む 「1年でも長くやるために覚悟」
オリックス・小谷野栄一内野手(36)が12日、千葉県のJR東日本柏野球場で自主トレを公開。3年契約の最終年となる今季に向けて引退覚悟で臨む考えを明らかにした。
「今年は色んな覚悟を決めなきゃいけないところ。進退も考えないといけない。一年でも長くやるために覚悟してやる」
2014年オフに日本ハムからFA移籍。期待されながら過去2年は故障もあって56試合、50試合の出場にとどまっている。
「この2年を考えると、(チームの)一番底辺にいる。はい上がる気持ちでやる」
その意気込みから3日から始動し、現在は川端、縞田、伏見、奥浪、ロッテ・寺嶋とともに9時から18時までキャンプ並みのメニューをこなす。昨年9月の左足首関節クリーニング手術後も問題なく動けているという。
「みんなにキャリアハイを目指してほしいけど、ライバルなんでね。僕も譲る気はないですから」。チーム最年長が眼光鋭く定位置を奪いに行く。