大谷、金メダリストから刺激受けた WBC世界一誓う
「第51回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が13日、都内のホテルで開催され、日本ハム・大谷翔平投手(22)、栗山英樹監督(55)がスポーツ放送大賞を受賞した。大谷は表彰式で同い年の競泳・萩野公介、柔道・ベイカー茉秋の両金メダリストと共演。刺激を受けた二刀流は、3月開催のWBCでの世界一を誓った。
世界を舞台に活躍する同世代が、大きな励みになる。表彰式で同じ1994年生まれの萩野、ベイカー茉秋とともに壇上でインタビューを受けた大谷。「他競技の人たちと話す機会はそうないので、刺激にはなります」。その上で、両金メダリストの活躍に負けじと、自身も3月に開催されるWBCで優勝を目指すと意気込んだ。
「WBCは初めてなんですけど、そこに合わせて練習をしている。世界一を取れるように頑張りたい」
萩野、ベイカー茉秋とは競技は違うが、トップアスリートとして、お互いに力を高め合うことができる仲。昨年のリオデジャネイロ五輪後に会食したことを明かした大谷は、萩野に水泳のトレーニング法などを教わり「勉強になった」と言う。
自身も2年目のオフに水泳トレーニングを行った経験がある。萩野からは合同水泳トレを行いたいとの申し入れを受け「やりたい。泳ぎは習っていたので」と前向きな姿勢をみせた。
昨年も出席した表彰式では、同世代の代表格にフィギュアスケートの羽生結弦の名を挙げた。今年の目標はWBCでの世界一とチームの連覇。2度の美酒を味わい、今年も大谷世代の年と言われる2017年にする。