オリックス8位・沢田“ブルペン否定” 破天荒調整に福良監督も苦笑い

 オリックスのドラフト8位・沢田圭佑投手(22)=立大=が17日、ブルペンではなく、打者に投げながら仕上げる破天荒調整を首脳陣に訴えた。

 青濤館で行われた新人合同自主トレで連日のブルペン入り。福良監督が見守る中、早くも捕手を座らせて30球を投げた。ここまでは普通。ここからが破天荒だった。

 「監督が見ていた?関係ないです。いつもの自分でした。投球練習で固めるタイプじゃないので。投球フォームは1球あれば直せる。それよりも打者の反応を見ながらの方が修正できる。その方が勝てる。投球練習だけしても意味がない」

 ブルペン完全否定の持論を展開。聞けば大学時代から毎日、ブルペンで投げてからシート打撃に登板していたという。

 「早く打者に投げたい。今からでもいいですよ」

 これには指揮官も苦笑い。「自分がいいと思うことをやって力を出してくれたらいい」と容認。実戦派を自認するルーキーが猛烈アピールに成功した!?

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