オリックス安達プリケツへ強化 目指す30盗塁!
オリックスの安達了一内野手(29)が20日、神戸サブ球場で自主トレを公開し、今オフは臀部(でんぶ)を強化していることを明かした。昨季の盗塁王・糸井は阪神へ移籍。プリッとした迫力のある尻を作り上げ、自己最多の30盗塁で穴を埋めることを誓った。
「僕は尻が小さくて、プロ野球選手っぽい尻をしていない。外国人はプリケツで、尻が上がっているイメージがあるけど、自分はペタッとなっている」
すでに臀部強化に取り組んでいるT-岡田から情報を得て、今オフは徹底的に強化中。この日もチューブを引っ張るトレーニングで尻を刺激した。
目的はケガの予防と走力アップだ。「尻は走塁で使うことが多い。僕は加速が遅いというか、瞬発力がなかったのでつけたい」。臀部強化を盗塁増へとつなげる。「糸井さんが移籍して、走る人がいなくなった。走れる自分はどんどん走りたい。30盗塁はいきたい」。自ら尻をたたき、14年の自己最多29盗塁以上を目標に掲げた。
昨年はキャンプイン直前に潰瘍性大腸炎を発症。大きく出遅れたが、現在は症状が安定している。「自分では完治したと思っている」。不安がない6年目は“尻上がり”の成績を目指す。