ＤｅＮＡ・平良拳太郎投手（２１）が２２日、巨人で同僚だった内海からエールを送られたことを明かした。「（試合で）一緒に投げて対戦できるのを楽しみにしている、と言っていただきました」と話した。

　巨人にＦＡ移籍した山口俊の人的補償でＤｅＮＡに入団したが、内海が師匠であることに変わりはない。今月は沖縄で合同自主トレも行った。その際、改めて実感したのが、内海の練習量の多さとタフネスぶりだった。

　合同自主トレは走り込み重視。「内海さんは僕よりも速いし、体力もある。あれくらい（練習を）やらないと活躍できないんだなと思いました」と自身も“内海流”の走り込みで鍛え抜く決意だ。

　この日は移籍後初めて、横須賀市のベイスターズ球場で調整を行った。環境面も「やりやすそうです」と満足げ。今季の先発ローテ入りを期待されている右腕は、内海との投げ合いへ向け「実現させて恩返ししたい」と意気込んだ。