ソフトB内川、世界一奪回へ「スーパーサブ」も覚悟

 ソフトバンク・内川聖一外野手(34)は23日、3大会連続で出場するWBCで「スーパーサブ」も辞さない覚悟を示した。

 「いよいよだな、っていう思いが素直な感想ですかね。今はもう、腹をくくってやるしかないという気持ちでいますよ」

 大会を連覇した09年の第2回、準決勝で敗退した13年の前回大会を経験。特に前回は、自身の走塁ミスが敗退に直結した、言いようのない悔しさも持つ。日の丸の重みを誰よりも知るからこそ、求められる役割を冷静に受け止める。

 「一番はチームが勝つこと。そのためには、何でもやります」。前回大会でスーパーサブ的な存在として唯一無二の活躍を見せた井端(当時中日)のように、全力でチームに尽くす考えだ。

 「去年は日本ハムに3連覇を阻まれた。だから、今年は世界一と日本一。個人的には(残り104本で)区切りでもある2000安打を早く達成したい」と内川。室内でのフリー打撃に加え、砂浜でダッシュを繰り返すなど順調な仕上がりをうかがわせた。

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