オリックス・駿太外野手（２３）が筋肉増量でスピードアップを目指す『糸井化計画』を進めていることが２３日、明らかになった。

　球場のビジョンに流す映像撮影に訪れた青濤館。背筋が盛り上がり、ひと回り大きくなった駿太がいた。９日から１９日まで東京都内でＤｅＮＡ・梶谷と合同自主トレを行った成果が肉体に表れた。

　「体重が７８キロから８３キロに増えました。梶谷さんに足を速くするにはどうしたらいいか聞いたら“ウエートだよ”って。食べて体重を増やしてスピードを上げるやり方を教わりました」

　体を重くして速くなる。相反するようだが、実際に梶谷は１０キロ増量に成功した１４年に盗塁王を獲得。その成功方法を学んだ。秘けつはトレーニングの合間にバナナやプロテインなど間食を取ること。栄養補給して鍛えることで、筋力を上げながらスケールアップができたというわけだ。

　「糸井さんみたいになりたい。デカくても走れるような」

　ポスト糸井へ駿太が肉体改造から名乗りを上げた。