WBCメンバーが発表 小久保監督「思ったような編成ができた」
野球日本代表「侍ジャパン」は24日、都内で会見を行い、3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する代表27選手を発表した。
昨年12月に19選手を先行発表。この日は直前での1人の辞退者をのぞく8選手が正式に選出された。残り1選手は、近日中にも発表される予定だ。
日本人大リーガーはアストロズ・青木宣親が2大会ぶりに出場も、投手陣は招集を打診していたドジャース・前田健太、ヤンキース・田中将大、カブス・上原浩治、マーリンズ・田沢純一が出場を辞退。国内組での編成となった。
会見に出席した小久保裕紀監督(45)は、メンバーについて「(代表のカラーは)やっぱり投手陣。思ったような編成ができた。投手を中心とした守りが一番」と評した。
代表メンバーは以下の通り。▽投手=大谷翔平、増井浩俊、宮西尚生(日本ハム)千賀滉大(ソフトバンク)石川歩(ロッテ)牧田和久(西武)則本昂大、松井裕樹(楽天)平野佳寿(オリックス)菅野智之(巨人)藤浪晋太郎(阪神)秋吉亮(ヤクルト)岡田俊哉(中日)
▽捕手=大野奨太(日本ハム)嶋基宏(楽天)小林誠司(巨人)
▽内野手=中田翔(日本ハム)松田宣浩(ソフトバンク)菊池涼介(広島)坂本勇人(巨人)山田哲人(ヤクルト)
▽外野手=青木宣親(アストロズ)内川聖一(ソフトバンク)秋山翔吾(西武)鈴木誠也(広島)筒香嘉智(DeNA)平田良介(中日)
日本代表は2月23日から宮崎県で直前合宿を行い、同28日、3月1日には台湾プロ選抜と壮行試合(ヤフオクドーム)。その後は阪神、オリックスと強化試合(京セラドーム)を戦い、3月7日に東京ドームで行われる1次ラウンド初戦、キューバ代表戦を迎える。