侍・大谷、今のメンバーで勝ちにいきたい ダル&マー辞退「しょうがない」
日本ハム・大谷翔平投手(22)が24日、国内投手組の結束力でWBCでの世界一奪回を目指すと意気込んだ。
千葉・鎌ケ谷での自主トレ後、二刀流は無念さをのみ込み、現有戦力で勝ち上がると腹をくくった。侍ジャパンの陣容がほぼ固まったが、今オフに合同自主トレをともにしたレンジャーズ・ダルビッシュ、ヤンキース・田中といった尊敬の念を抱く先輩はメンバーから外れた。
「(一緒に)やりたいという気持ちはありましたけど、しょうがないこと。素晴らしいメンバーもいっぱい選ばれているので、しっかり今のメンバーで勝ちにいきたい」と前を向いた。
自身は着々と態勢を整えている。室内練習場ではフリー打撃、ネットスローと二刀流練習をこなした。28日にはアリゾナキャンプに出発。「暖かいところで自然と気持ちが上がると思います」。持ち物については「必要な物しか持っていかない」。野球道具以外は持参せず、野球に集中する覚悟だ。
この日、代表入りが決まった同い年の阪神・藤浪について「同級生は特別かなと思います」と喜んだ。広島・鈴木も加えた同年代で侍ジャパンを盛り上げ、世界一をつかむ。