ロッテ涌井「優勝するため18は勝ちたい」3年7億5000万で合意
ロッテ・涌井秀章投手(30)は25日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、3年契約の総額7億5000万円で合意した。年俸は3000万円増の2億5000万円。
13年に西武からFA移籍した涌井は昨季で3年契約が終了。去就に注目が集まっていたが、球団の「(ロッテで)一年でも長くやってほしい」との希望に「優勝するために頑張ります」と“おとこ気”で応えた。
「選手として、どれだけ必要とされているかが大事です。ずっとそういうことを言ってもらっている」
移籍後の3年間で33勝。今季は順調にいけばFA権再取得に必要な登録日数に達する。新たな3年契約でエースの流出危機は去り、山室球団社長の「残ることは最大の補強」との言葉を現実とした。
「優勝のために数字的には過去最高を目指したい。18は勝ちたい。200イニングは最低ノルマと考えたい」
年明けに自主トレを行っていたハワイから帰国すると、24日まで千葉・館山で走り込んできた。今季もエースの右腕がフル回転する。