オリックスのサブ新球場に“スケスケ”バックスクリーン登場
オリックスが26日、大阪市此花区に完成した寮、室内練習場、舞洲サブ球場の内覧会を行った。
球場は両翼100メートル、中堅122メートルと京セラドームと同じ大きさで、黒土、天然芝のグラウンド。その中でも目立ったのがバックスクリーンだった。通常の壁ではなく、黒くはためく布。夕方、太陽が西の空に落ちていくとこの布が透けて向こうの景色がうっすらと見えた。関係者によると海の近くにあるため、強風で倒れる可能性があり、布で代用しているという。
米国のマイナーリーグの球場ではよくあるというが、どうなのか。デーゲームの終盤になるとボールが見えにくくなる可能性もあるかもしれない。
寮には350平方メートルのウエートルーム、61メートル×61メートルという室内練習場には来年から本拠地で採用される野球専用人工芝が敷かれた。ブルペンは屋根付き6レーンと充実。ほかにリハビリ施設やインフルエンザなどを発症したときに隔離できる「体調管理室」まで完備。黒い布だけが心配か。