巨人・陽岱鋼 東京五輪は出たい「いつか台湾人の力になれたら」
WBCへの出場を辞退した巨人・陽岱鋼外野手(30)が26日、2020年東京五輪への出場に意欲を示した。3年後は33歳。「誰が(僕を)使うんですか」と苦笑いを浮かべつつも「選ばれたらうれしいです」と笑顔をのぞかせた。
台湾代表候補28人に名を連ねていた中での出場辞退に「迷惑をかけて申し訳ないと思ってます」と謝罪。今回は代表のユニホームに袖を通すことはないが、母国への思いは変わらない。「いつか台湾人の力になれたらいい」と力を込めた。
球団側と何度も話し合いを続けた末の結論。揺れに揺れた気持ちに区切りが付き、「正直言うと、楽になりました」と安どした。FA移籍1年目。「いい勝負ができるように」。まずは新天地での活躍一本に絞って、調整に励む。