神戸国際大付のあばれる君!猪田「やるからには全国NO1」

 センバツ出場を決め、ナインと喜ぶ猪田(右)
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 第89回選抜高校野球(3月19日開幕・甲子園)の出場選考会が27日、大阪市内で行われ、出場32校が決定した。兵庫県からは7年ぶり4度目の神戸国際大付、3年ぶり21度目の報徳学園の2校が選ばれた。

 神戸国際大付の猪田和希副主将(2年)は、今秋のドラフト候補に挙がっている強肩強打の捕手。その容姿からチーム内では「あばれる君」の愛称で親しまれている人気者だ。

 小6から中学にかけては同じお笑いタレントの月亭邦正(山崎邦正)に似ていると言われていたが、背番号20で4番に座った昨夏の兵庫大会から新ニックネームを“襲名”。昨秋の公式戦は打率・475、4本塁打、14打点の大暴れでチームを14年夏以来となる聖地に導いた。

 「あばれる君」と呼ばれることについては「嫌じゃないです」と即答。「言われ始めてから気になって、お笑いとかも見るようになりました」と笑顔で答える。

 現在高校通算16本塁打。「自分の持ち味であるフルスイングがしっかりできれば、結果も出て、ホームランも打てると思う。まずはしっかり自分のスイングをすることを心掛けたい」と憧れ続けた甲子園での一発を宣言。「引っ張り方向は誰でも力強く打てる。今は逆方向に強く打てます。一番深い右中間にたたき込みます」と予告した。

 昨夏は左翼のレギュラーで新チーム結成を機に捕手に転向した。同学年の早実・清宮、履正社・安田は気になる存在だ。「やっぱりやるからにはバッターでもキャッチャーでも全国でNO.1と言われるようにしたい」と対抗心を燃やす。

 昨秋の近畿大会決勝で敗れた履正社がその後の明治神宮大会で優勝した。甲子園での雪辱を熱望する。「やりたいです。やっぱり決勝で。自信はあります」とキッパリ。冬を越えて成長したあばれる君が全国舞台での大暴れを高らかに誓った。

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