大阪桐蔭3年連続9度目センバツ “目玉”は根尾の投&内&外“三刀流”
第89回選抜高校野球大会(3月10日抽選、19日開幕・甲子園)の選考委員会が27日、大阪市内で行われ、出場32校が決定。大阪桐蔭は3年連続9度目のセンバツ出場を決めた。
西谷浩一監督(47)は今年のチームについて「まだ9人が固まらない、珍しい年」という一方「やるからには学年は関係ない。調子のいい選手を使う」という形で臨む。
中でも“目玉”となるのは昨夏の時点で148キロをマーク、内外野もこなす根尾昴外野手(1年)だ。
自身は「当たり前のプレーで日本一に貢献したい」と控えめに話したが、マウンドさばきはもちろん、昨年8月に行われた早実との練習試合ではサヨナラ2ランを放つ勝負強い打撃もあり、三刀流か、それ以上の期待感が漂う。
昨年末に左太もも裏の肉離れを起こしたが、それも完治。「想像がつきません」という甲子園で、清宮以上に注目を集める可能性も十分だ。