PL学園OB会が学校に活動再開嘆願書 進展なしも「希望を持って、今後も協力」
春夏通算7度の甲子園優勝を達成し、昨夏をもって活動を休止したPL学園(大阪)の硬式野球部OB会が28日、富田林市内の同校へ活動再開を求める嘆願書を提出した。2年前に、部存続についての嘆願書を提出して以来2度目。昨年11月も学校側と面談しているが、今回も活動再開へ向けての進展はなかった。
OB会は1月7日の総会で、全会一致で嘆願書提出を承認。この日はOB会長の鶴岡秀樹氏ら3人が、同日付の書類を正井校長へ手渡した。約40分間の会談中には、校長から同校理事会で活動再開へ向けた話題は上がるが、具体的な話は進んでいないことを告げられたという。
鶴岡氏は「大きな前進はないが、後退もなかった。希望を持って、今後も活動再開へ向けて協力できることをしていきたい」と話した。今回は野球部活動休止後の節目として嘆願書を提出したため、今後は学校側の動きを見守る方針だ。