法大の新入生入寮 中京大中京・佐藤「プロになれるように」父は竜スコアラー

 東京六大学野球リーグの法大に今春入学する選手が29日、神奈川県川崎市の同大合宿所に入寮した。

 中京大中京・佐藤勇基内野手は、中日・佐藤秀樹スコアラーの愛息。高校日本代表として昨夏のU-18アジア選手権(台湾)で優勝し、遊撃のベストナインに選ばれた。この日は父に送られて入寮。「守備力が一番アピールできる。肩に自信がある」と持ち味を語り「1年生からベンチに入れるように、4年後はプロになれるように頑張りたい」と、目標を掲げた。

 いなべ総合学園・渡辺雄太捕手も高校日本代表の優勝メンバー。強肩強打の司令塔は「レギュラーを取って、法大としても神宮で一番を取りたい」と、意気込んだ。

 常総学院・鈴木昭汰投手は、甲子園に3度出場し、昨夏は8強入りした最速144キロ左腕。プロからも注目されていたが「実力がないと思った」と、進学を決断した。初めてとなる寮生活には、毎日愛用するストレッチポールを持参。「1年生から戦力になれる投手になりたい。三振にこだわりたい。プロで活躍できる選手になる夢に近づけるように、しっかりとした4年間にしたい」と、成長を誓った。

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