巨人の新外国人右腕・カミネロ、早くもベール脱いだ ブルペンで剛速球披露

 巨人の新外国人、アルキメデス・カミネロ投手(29)が29日、川崎市のジャイアンツ球場で初めてブルペン入りし、自慢の剛速球を披露した。期待の守護神候補は「状態は良かった。ドミニカのブルペンでも投げていたからね。準備万端だよ」と、余裕の笑みをにじませた。

 昨年、米大リーグで3位の164キロを計測した剛腕が、早くもベールを脱いだ。捕手を座らせ、持ち球のスプリットとカットボールも交えて32球。「全て自信のある球種だ。(最後は)わりと力を入れて投げた」と徐々に球速を上げると、ブルペン捕手のミットから快音が響き渡った。

 隣で投げていたマイコラスも「響き、ボールの音が良かったね」と、間近でスピードを実感。さらに初対面の印象についても触れ「とても人柄も良さそうだね」と、人間性にも太鼓判を押した。

 カミネロは27日に来日後、時差ぼけの影響も見せずに2日連続で自主トレを行った。NPB公式球や日本のマウンドも念入りに確認し、「少し違うけど慣れないといけない。ブルペンで投げて対応していく」と意欲満々だ。“バリバリのメジャーリーガー”の看板を引っさげて加入した新助っ人。その期待感が膨らんでいく。

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