“渡り鳥”キャンデラリオ 日本は9カ国目!西武新助っ投 過去に内装工事の仕事も
西武は30日、埼玉県所沢市の球団事務所で新外国人のアレクシス・キャンデラリオ投手(34)、ブライアン・シュリッター投手(31)、フランク・ガルセス投手(27)の入団会見を行った。
キャンデラリオは「チームのために役割を果たすことは世界共通。全試合で全力を尽くす」と強調。ドミニカ共和国出身の右腕で、日本が世界9カ国目のプレー。「メキシコ、ベネズエラ、ニカラグア、ドミニカ、イタリア、パナマ、アメリカ、オランダ」と“渡り鳥”のようなキャリアを数え上げた。
188センチ、91キロの体格から最速148キロの直球とスライダー、カットボールを織り交ぜる。渡辺SDは「試合を作れる投手」と評価し、本人も手薄な先発陣の一角を狙う。
過去に契約の事情などで引退危機が4度あったといい、内装工事の仕事も経験したという。「キャンディと呼んでほしい」と話す苦労人は、甘くない道のりの末にたどり着いた日本での活躍を目指す。